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『現代語訳 論語と算盤』(渋沢栄一・著/奥野宣之・訳)上下巻で7/29発売!
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奥野が現代語訳をした
『論語と算盤(上) 自己修養篇』
『論語と算盤(下) 人生活学篇』
が7/29発売になります
すでにamazonでは予約できます。

致知出版「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」の
13作品目。私が現代語訳をするのは
『学問のすすめ』以来となります。

『論語と算盤』は渋沢栄一の著作。
商売と道徳のバランスを説いた名著です。
渋沢のこの思想に、私は非常に影響を受けてまして、
このほど現代語訳をすることになりました。

なんと、上下巻です。
というのも明治の人が書いた本なので、
漢語調なんですよね。
しかも中には漢文がいっぱい引用されていたりする。
さらにこのシリーズは逐語訳が売り。
そんなわけで、読みやすく、読みやすく、と
やっていたら2冊になってしまいました。
(1冊にまとめなさい、というツッコミはご遠慮ください)

写真は底本にした
国立国会図書館デジタルコレクション収蔵の『論語と算盤』です。
私の知る限り、本書は『論語と算盤』における
初の現代語訳・ノーカットバージョンです。
ちょっと長くなりましたが、
そのぶん、渋沢の思想に
どっぷりと浸ることができる本になっています。

商業と倫理の問題だけでなく
夢や自己実現の問題、
国際社会の軍事衝突や人種差別の問題、
資本主義社会の病理、
現代教育の課題など、
どんなテーマについても
渋沢の言葉は「予言書か」と思うほど的確。

渋沢をよく知らなかった人は
「こんな人がいたなんて!」
と驚き、
いくらか知っている人でも
「こんなことを言っていたのか!」
と舌を巻くことでしょう。

ぜひ、書店で手に取ってみてください。


by okuno0904 | 2016-07-06 08:02 | 告知・募集 | Comments(0)
『現代語訳・学問のすすめ』発売中!
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福沢諭吉の『学問のすすめ』を奥野が現代語訳しました(左の本です)。
致知出版から出た「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」
新渡戸稲造の『武士道』(夏川賀央さん訳)との同時刊行です。
解説も7ページ書いています。

原文の勢いや味、切れ味を殺さないように、気を遣いつつ、
限界レベルまで読みやすく現代語訳しました。
なんと、2時間で読めるそうです。
僕も昨日、寝る前にパラパラ読んでいたら、
1時間くらいで読めました。

この本の訳出はものすごくエキサイティングでした。
なにしろ、言いたい放題です。
政府も民衆も学者も商人も男も女も、ぶった切る
あのタブーもあのタブーも破る。
自主規制も配慮も手心もまったくない。

訳をしながら、いまこんな本をかける書き手はいるだろうか、
そして出版させる出版社はあるだろうかと思いました。
日本中のあらゆる勢力を激怒させることが確実な本を。
「おかしいから、おかしいと書いたまでだ」
と福沢ならいうでしょう。
この合理主義精神を見習わなくてはなりません。

解説で僕は、
「本書には現代の日本の問題がすべて書かれている」
と書きました。これは「想起させる」という意味ではなく、
本当に具体的に書かれているという意味です。

国家の独立といった大きな問題だけでなく、
うまく作用しない生活保護のシステム
増えてくるニートの問題、
若者をむしばむ「自分探し」、
子供をダメにする親の問題まで
この本には書かれています。

すごいですよ、予言書かと思いました。
これだけは、なんとしても読んでほしい本です。
蒙を啓く、とはこういうことなんですね。
とんでもない本です。

明治時代に、ここまで指摘されていたのに、
まったく日本の問題は解決されていません。
いや、今は福沢のような人もいないのだから、
退化しているとすら言える。
現代人は恥じ入らねばなりません。
by okuno0904 | 2012-09-11 12:40 | これまでの実績 | Comments(0)
   

著作家・ライター奥野宣之の公式ブログ。新刊『諭吉に訊け!』(光文社)『図書館「超」活用術』(朝日新聞出版)発売中! プロフィール、連絡先、などは右メニュー「カテゴリ」からどうぞ!
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