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ロードバイクの世界に行くのはやめた
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「サイクルモード」という自転車ファン向けのイベントがある。
先日、大阪の万博公園で開かれていたので、
自転車好きの端くれとして行ってきた。

ちなみに筆者はGIANTというメーカーの
「コンフォート系クロスバイク」呼ばれるタイプの自転車に乗っている。
かろうじて「スポーツタイプだな」とわかる程度のものだ。
このタイプ、自転車マニアにはすこぶる評判が悪い。

ロードバイクをとっつきやすくカジュアルにしたものをクロスバイクという。
この時点で自転車マニアには嫌われる。
ちょっとうるさ型の自転車の入門書には、
だいたい「クロスバイクは買うな」と書いてある。
理由は性能的に中途半端だから。
走りたいなら走りを追求したロードバイクを変え、というわけだ。

筆者の愛車は、この中途半端なクロスバイクを
さらにママチャリの方向性、
つまり「コンフォート(快適)」に傾けたものだから、
中途半端中の中途半端と言える。
もしさっきの入門書のようなロードバイク主義者に見せたら、
ショックのあまり寝込んでしまいそうなシロモノだ。
見た目もロードバイク的なシュッとした雰囲気はみじんもない。

ところが、こいつが舌を巻くほど実用的な自転車なのだ。
とにかく頑丈でパンクは年に一度もない。
悪路に強く、ギアも超ローがあるので非力でも登れる。
泥除けも付いているし、キャリアも付けられる。
もう10年近く乗っているが、
つくづく「中途半端」というのは偉大な思想だと感じている。

話をサイクルモードに戻そう。
このイベントに行ったのはロードバイクに試乗するためだった。
ここでは何十万円もするロードバイクが乗り放題。
試乗コースも乗り心地を味わうには十分な長さが確保されている。

ロードバイクは所有したことがないものの、
ずっと気にはなっていた。
何か感じるとことがあれば、買ってもいいかもしれない。
だからショップの試乗ではなく、
ロードバイクに好きなだけ乗れるこのイベントを狙っていたのだ。

で、さっそくロードバイクに乗ってみた。
まず車体がめちゃくちゃ軽い(7キロとか)。
ペダルを踏むとすぐシャッ、シャッと加速する。
そしてやっぱり速い。
高速走行時や下りの安定性もさすがだ。
「おー、やっぱりロードバイクいいなー」
と素直に思った。
しかし、3台、4台と乗っているうちにだんだんしんどくなってきた。
細いタイヤだから路面の感触もダイレクトにくるし、
前傾のポジションも疲れる。

まあ、このへんは「鍛えろ」「慣れろ」という話になるのだろうが、
結局のところ、
「ロードバイクはそもそもリラックスして乗るものじゃないな」
という結論に達した。
あの前傾姿勢ではゆっくり走っても落ち着かないし、
悠長に景色も味わえない。
(筆者は古墳探鳥サイクリストだ)
まあ、とにかくロードバイクは
「走り」というものにシリアスすぎる。
そもそもレース用だから当たり前なんだけど。

筆者が自転車に求めるものはたったひとつ。
「気持ちよさ」だ。
乗っていて気が晴れるから、可能なかぎり電車やバスより自転車に乗る。
ママチャリも平地なら気持ちいいけれど、
坂や長距離では話にならないから、
スポーツタイプでなくてはならない。
利便性や実用性は「気持ちよさ」に次ぐ条件となる。

ロードバイクは、おそらく精神・肉体ともに、
かなりトレーニングしないとと「気持ちいいもの」にならないだろう。
正直、面倒くさい。

そんなわけで、今後もしばらくは、
愛車のコンフォートクロスに乗り続けることになりそうだ。
その上で「気持ちよさ最優先」のスポーツ自転車が出たら、
買い替えるかもしれない。

とはいってみたものの、
「ポジションが楽で舗装路も悪路もイケるオンロード車」という
めちゃくちゃ中途半端な自転車が
市場から消えつつあるように見えることが、
すこし心配のタネではある。

※写真は「BOMA」のロードバイク。これはものすごく快適だった。
サドルやフレームとの相性もあるのかもしれない。



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by okuno0904 | 2018-03-16 18:13 | 旅と散歩 | Comments(0)
初輪行で箸墓古墳へ
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あけましておめでとうございます。
今年初めての金曜更新です。
まだ正月休み気分ですけど、
とりあえずなんか書きます。

去年、折り畳み自転車を買いました。
買うときは例によって
「ホントに乗るの? 折りたたむの?」
とかさんざん言われましたが、
結果的に昨年いちばん買ってよかったものの
ひとつとなりました。

正直、そんなに走る自転車じゃありません。
ホイールが14インチなので……
その代わり7kgと軽いから
15分くらいなら余裕で担いで歩けます。
自宅から電車に乗るときも、
袋詰めの手間を省きたいので
折り畳んだ状態で家から持っていってます。

今回は、近鉄の初詣チケットを使いました。
吉野まで行って山を下って、
飛鳥の方まで行ったらええんちゃう?
という適当なプランを立てて出発。
途中、空腹に耐えかねて橿原神宮で牛丼屋に入る。
ついでに橿原神宮に寄って
チケット特典の記念品をもらい。
また近鉄に乗ってで橿原神宮→吉野。
走ろうか5分くらい考えたのですが、
道がよくなさそうなのと寒さでやる気をなくし、
再び来た電車で飛鳥に戻る。

午後になって暖かくなり、
自転車も気持ちよく走れる。
キトラ古墳を見て、次は石舞台でも行ってみるか
と思ったものの、道を間違えたので、
そのまま桜井に行くことに。

桜井で、もう帰ろうかな、と思ったものの
日没まで山の辺の道を行ってみようと思いつく。
山の辺の道を自転車で行ったのは初めてです。
半分くらい押し歩きになってしまいました
ほぼハイキングです。
結局、檜原神社で日没を迎えリタイヤを決意し、
地図を見たら、箸墓古墳が近かったので
見に行くことにしました。

昨年末「池の水ぜんぶ抜く」で話題になった箸墓。
番組はなくなったものの
池の水はしっかり抜かれていました。
意外と墳丘も整っていて、
初期の前方後円墳には見えないです。
最後はまた桜井駅まで走って電車で帰宅。

よく考えたらほとんど走ってない……
輪行というより、「自転車を持った乗り鉄」
みたいになってしまいました。

以上、フリーきっぷと折り畳み自転車があると
こういうテキトーな旅が可能になるという話でした。


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by okuno0904 | 2018-01-05 18:41 | 旅と散歩 | Comments(0)
   

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