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知研(関西)で講演しました
2009年11月18日、知的生産の技術研究会(関西)で 講演しました。「私のノート術」です。 僕が日頃どうやって大学ノートを使っているか、 ノウハウから概念まで説明しました。 これはすごくシンプルな話で、 むしろ普通の手帳や分類のほうが複雑なんですけど、 あまりに常識と反するので説明はむずかしく、 いつも苦労します。 せっかく作ったので、 当日のレジメを以下に転載します。 ところで質疑では、 新聞の切り抜きをどうすればいいか という質問が出ました。 これは難問です。 正直、スクラップをまともに運用できている人を見たことがない。 個人的には ・じっくり厳選する。何枚も切っちゃダメ ・リード文だけ、段落だけでいいケースもある ・いつどんな記事があったかだけメモしておき、 原文は図書館や有料検索で くらいしかないかな、と思います。 スキャンしたりコピーするのも面倒だし オフィスや家でしかできないのが難です。 =========================== [091118]知的生産の技術(関西)セミナー「奥野式ノート術」/場所:大阪産業大学・梅田サテライト/講演者:奥野宣之 ■100円ノート術のシステム(記入・収録) †なんでも「一元化」して収録していく †前から順に「時系列」で使う †パソコンで「索引化」する ■100円ノート術のシステム(参照・活用) †ここ最近の情報は順番にめくって探す †昔の情報は「索引ファイル」をキーワード検索 †必ずあるはず、ここになければ「はじめからない」 †過去のアイデアを呼び出して料理する ■100円ノート術のメリット †ノートに丸投げするだけだから気が楽 †情報処理のスピードがアップする †整理しないのでどうなっても破綻しない †コスト(手間・金)がかからない †メモ欄が無限にあるので融通が利く †勝手に日記ができあがる †手軽で堅牢 †高セキュリティ †モノの持つ情報を保存できる †手書きなので情報量が多い ■100円ノート術のアイデアと考え方 †既成手帳は不自由、システム手帳はややこしい †くだらないメモが書けなきゃダメだ †「兵站」としてのキャンパスノート †複線化したり狂ったりしない基準は時系列しかない †新しい情報ほど参照する †情報のコンテナリゼーション †シングルウインドウ&ワンストップの情報処理 †情報をメタ化して「ひもつき」に †情報整理に淫しない †備えすぎの「取り越し苦労」をやめる †そこそこ上手くいって継続できるのが大事 ■100円ノート術のコツ †一種の脱構築なので勇気が要る †携帯するならA6 †たくさん書くならA5・B5 †モノや資料をたくさん貼ってみる †索引は適当にはしょって入力する †コピー機(複合機)を活用する †各種シートを自作する ■Q&A =========================== この講演をツイッターで実況してくれた方がいます。 knowthyselfさん いくつか話した内容を見ることができます。
by okuno0904
| 2009-11-20 16:29
| 活動報告(事後)
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