人気ブログランキング | 話題のタグを見る
> ライフログ
ブログを引っ越します
ブログを引っ越します_b0177514_09571212.jpg
突然ですが、ブログを引っ越します。
公式ウェブサイトも閉めました。
新しいサイトは以下リンクからどうぞ。


早い話、公式サイトとブログを一本化しようというわけです。

「よし、ワードプレスをやってみよう」
と思い立ったのが年初のこと。
ほとんど手を付けないまま7月を迎えてしまい
(こういうのホントに苦手なんです)、
ええい、未完成でもとにかくオープンするんだ!
と公開に踏み切った次第です。

このブログはもう更新しませんが、
引っ越し完了までは生かしておきます。
いや、できるのか?
やり方サッパリわからないけど……

スマホにワードプレスのアプリも入れてみました。
これでブログ無精な僕でも
更新頻度が増えるはず?
まあ、とにかくチャレンジしてみます。


# by okuno0904 | 2018-07-12 09:57 | 告知・募集
3/31(土)堺市で花見します
3/31(土)堺市で花見します_b0177514_10375587.jpg
めでたく桜の季節をむかえたので、
毎年恒例の花見をしたいと思います。
今年も例年通り、

・会費なし
・申し込み不要
・誰でも参加OK

というシステムです。
奥野と面識のある人もない人も、
ライター関係者もまるっきり別分野の人も、
学生さんもお子様連れも、
皆さんお誘いあわせの上、お越しくださいませ。

詳細は以下です。
============
●日時:3/31(土)12:00-17:00(雨天中止)
●場所:大仙公園(大阪府堺市・JR百舌鳥駅すぐ)
●集合場所:堺市博物館入口の「銘版」前(※写真のところ)に11:50集合
●留意事項(必読)
・自分の飲食物と敷物・イスなどを持参してください
・火器は使えません
・しっかり寒さ対策を
・駅前にコンビニ(ファミマ)あり
・芝生広場で会食の予定です
・途中参加の場合は携帯電話かSNS、当ブログの連絡フォームで奥野に連絡を
・雨天中止の場合は10時までにこのブログで告知します
============

何人来るのかは「神のみぞ知る」ですが、
酔狂な人はいるもので、
例年、そこそこ盛り上がっております。
まあそれでも「公園でおっさんがたむろしてる」程度なものなので
あまり期待せずふらっと来てください。
僕は缶詰をつまみにクラフトビールでも呑もうかなーって感じです

# by okuno0904 | 2018-03-24 10:39 | 告知・募集
ロードバイクの世界に行くのはやめた
ロードバイクの世界に行くのはやめた_b0177514_18084971.jpg
「サイクルモード」という自転車ファン向けのイベントがある。
先日、大阪の万博公園で開かれていたので、
自転車好きの端くれとして行ってきた。

ちなみに筆者はGIANTというメーカーの
「コンフォート系クロスバイク」呼ばれるタイプの自転車に乗っている。
かろうじて「スポーツタイプだな」とわかる程度のものだ。
このタイプ、自転車マニアにはすこぶる評判が悪い。

ロードバイクをとっつきやすくカジュアルにしたものをクロスバイクという。
この時点で自転車マニアには嫌われる。
ちょっとうるさ型の自転車の入門書には、
だいたい「クロスバイクは買うな」と書いてある。
理由は性能的に中途半端だから。
走りたいなら走りを追求したロードバイクを変え、というわけだ。

筆者の愛車は、この中途半端なクロスバイクを
さらにママチャリの方向性、
つまり「コンフォート(快適)」に傾けたものだから、
中途半端中の中途半端と言える。
もしさっきの入門書のようなロードバイク主義者に見せたら、
ショックのあまり寝込んでしまいそうなシロモノだ。
見た目もロードバイク的なシュッとした雰囲気はみじんもない。

ところが、こいつが舌を巻くほど実用的な自転車なのだ。
とにかく頑丈でパンクは年に一度もない。
悪路に強く、ギアも超ローがあるので非力でも登れる。
泥除けも付いているし、キャリアも付けられる。
もう10年近く乗っているが、
つくづく「中途半端」というのは偉大な思想だと感じている。

話をサイクルモードに戻そう。
このイベントに行ったのはロードバイクに試乗するためだった。
ここでは何十万円もするロードバイクが乗り放題。
試乗コースも乗り心地を味わうには十分な長さが確保されている。

ロードバイクは所有したことがないものの、
ずっと気にはなっていた。
何か感じるとことがあれば、買ってもいいかもしれない。
だからショップの試乗ではなく、
ロードバイクに好きなだけ乗れるこのイベントを狙っていたのだ。

で、さっそくロードバイクに乗ってみた。
まず車体がめちゃくちゃ軽い(7キロとか)。
ペダルを踏むとすぐシャッ、シャッと加速する。
そしてやっぱり速い。
高速走行時や下りの安定性もさすがだ。
「おー、やっぱりロードバイクいいなー」
と素直に思った。
しかし、3台、4台と乗っているうちにだんだんしんどくなってきた。
細いタイヤだから路面の感触もダイレクトにくるし、
前傾のポジションも疲れる。

まあ、このへんは「鍛えろ」「慣れろ」という話になるのだろうが、
結局のところ、
「ロードバイクはそもそもリラックスして乗るものじゃないな」
という結論に達した。
あの前傾姿勢ではゆっくり走っても落ち着かないし、
悠長に景色も味わえない。
(筆者は古墳探鳥サイクリストだ)
まあ、とにかくロードバイクは
「走り」というものにシリアスすぎる。
そもそもレース用だから当たり前なんだけど。

筆者が自転車に求めるものはたったひとつ。
「気持ちよさ」だ。
乗っていて気が晴れるから、可能なかぎり電車やバスより自転車に乗る。
ママチャリも平地なら気持ちいいけれど、
坂や長距離では話にならないから、
スポーツタイプでなくてはならない。
利便性や実用性は「気持ちよさ」に次ぐ条件となる。

ロードバイクは、おそらく精神・肉体ともに、
かなりトレーニングしないとと「気持ちいいもの」にならないだろう。
正直、面倒くさい。

そんなわけで、今後もしばらくは、
愛車のコンフォートクロスに乗り続けることになりそうだ。
その上で「気持ちよさ最優先」のスポーツ自転車が出たら、
買い替えるかもしれない。

とはいってみたものの、
「ポジションが楽で舗装路も悪路もイケるオンロード車」という
めちゃくちゃ中途半端な自転車が
市場から消えつつあるように見えることが、
すこし心配のタネではある。

※写真は「BOMA」のロードバイク。これはものすごく快適だった。
サドルやフレームとの相性もあるのかもしれない。



# by okuno0904 | 2018-03-16 18:13 | 旅と散歩
図書館で「読書離れ」について考えた
図書館で「読書離れ」について考えた_b0177514_11051043.jpg
人口減少やら格差の拡大やらを論じた新書のなかに
近ごろ気になっているものが2、3冊あったので、
大学図書館に行ったついでに探してみた。

かなり売れてるらしいから、
貸出中ってこともありえる……
と思っていたものの、すべて書架にあった。

この大学図書館の蔵書は、
一番最後のページに紙が貼ってあり、
返却日がハンコで押されている。
見ると、貸出は半年ほど前の新刊で1、2回。
2カ月前に出た本はまだ一度も貸し出しされていなかった。

帰宅後、ふと気になって、
それらのタイトルを地元の公共図書館で検索してみた。
――予約数141件。
ああ、やっぱり!

予約140件って、一体いつ読めるんだ?
ただ7冊あるらしいから(複本という)、
予約は1冊あたり20件。
貸出期間の2週間×20回は、40週間だから、
最短でも10カ月。
返却期限前に返す人や
機嫌をオーバーする人がいれば話は別だが、
まあ、1年近くかかるだろう。
いま予約しても読めるのは2019年。
それってどうなの?

ベストセラーに殺到する予約に対して、
文庫や新書くらい買って読め、という声はよくある。
しかし、筆者はこの言葉にずっと違和感を持っている。

というのも、この説は、
「読みたいが、カネがない(出したくない)」
という人を想定しているが、
果たしてそうだろうか?
こういう予約をする人は本当に「読みたい」のか?
と思わざるを得ないのだ。
なんつったって、おまえ、1年後やぞ?
いくら気の長い人でも、
「読みたい」本を待つ期間としては長すぎる。

10や20件ならギリギリわからなくもないけれど、
100も200も予約されている本に、
さらに予約を入れる。
こういう人は、きっと心の底ではその本を、
「さほど読みたくない」
のだと思う。

だから、こういう人に「買って読め」と言っても意味がない。
「読みたくない」本を買うわけがないからだ。
ではなぜ「読みたくない」のに、
気の遠くなるような先の貸出予約を入れるのか。
きっとこれだろう。
「読みたい(ような気がする)」
まあ、そう思い込むのは自由だし、
図書館の貸し出しも増えるから、
それでいいんじゃない?
と言っておこう。

もし賃金が上がっていたり、
将来を楽観視できるような世の中であれば、
売れてる本や話題の本を
「読みたい(ような気がする)」
とポンポン買うケースもあるんだろうけどねぇ……。
出版不況ウンヌンと言われる前の時代って、
要は見栄や流行で「読みたくない」本でも
買っちゃう人がたくさんいた時代だったんじゃないのかな。

それにしても、
大学図書館と公共図書館との
このギャップである。

やはり、というべきか、
本を読まない大学生は増えているらしい。
全国大学生協連の発表(2/26)によると、
全国の大学生のうち「1日の読書時間がゼロ」が
53%を占めたという。
半数超えは2004年、調査項目に「読書時間」を入れて以来初めて。

なぜ大学生は本を読まなくなったのか。
「若者の○○離れ」の原因としてよく言われるように
「本を買うカネがないから」なのか?
まさか。
「カネがないから読めない」なら、
大学図書館はもっと活用されているはずだ。
学生は無料であっても読まない。
「読みたくないから読まない」といのが
正解だろう。残念ながら。
要は魅力がないのである。

本は読むべきか。まあ読んで損はないだろう。
人の営為の中でもかなり「歩留まり」のいい方だ。
建物を立てたり、会社を作ったりするよりいいかもしれない。

だからといって積極的に本を勧めるかというと話は別だ。
「本好き」の狭量さもよく知ってるしね。
天邪鬼だから逆に
「死ぬまでスマホ見てればいいよ」
とか言いたくなってしまう。
と、「それではいかんのだ!」ともう一人の自分が言う。

どう考えても、未来は危うい。


# by okuno0904 | 2018-03-09 11:06 | 図書館
何度も読む本は「ヘビーデューティー化」するのだ
何度も読む本は「ヘビーデューティー化」するのだ_b0177514_17490622.jpg
本のカバーってどうしてますか?
さすがに捨てはしないでしょうけど、
持ち歩いてたら、カバンの中で外れたりズレたり、
挙句は折れ曲がったり破れたりして、
あーもう、このスッタコタコスケが!
みたいなことはないでしょうか?

そんな悩める読書家向けに、
よく粘着シートみたいなのが売られています。
図書館の本みたいにコーティングできるヤツですね。
僕も過去に買ったことがあります。
でもアレ難しいんだぁ、キレイにつけるのが。

そんなわけでウチでは、何度も繰り返し読んだり、
旅行に持って行ったりするような本は、
写真のように梱包テープで"ヘビーデューティー化"しています。
ホームセンターで100円くらいで売ってるOPP製のテープです。
もちろんガムテープ代わりにも使えます。
何度も読む本は「ヘビーデューティー化」するのだ_b0177514_17494070.jpg
付け方は簡単です。
――――――――――――――――――――
1:テープを本の長さの1.5倍くらいに切る
2:カバーの内側にがばっと貼り付ける
3:本を閉じて、はみ出したテープを折り返す
――――――――――――――――――――
ハードカバーの場合は、こんな感じですね。
何度も読む本は「ヘビーデューティー化」するのだ_b0177514_17501845.jpg
文鎮やクリップでズレないようにして、がばっと縦に貼る。
何度も読む本は「ヘビーデューティー化」するのだ_b0177514_17501871.jpg
後は閉じて折り返すだけ。
わかりにくいですけど、表紙の上と下だけテープが見えます
(テカってる部分がテープ)。

こうするとカバーが外れないだけでなく、
表紙と本体のヘンな隙間もできないから読みやすいわけです。
あ、気泡や指紋やらがどうたら言う人は、
専門業者に頼んでくださいね。

フツーに考えたら表紙側に
がばっとテープをはりたくなるところですが、
カバーがズレないように折り返すのがかなり難しい。
失敗しないのはこちらのやり方です。
慣れないうちは誰かに押さえてもらって
テープを張るようにしましょう。
何度も読む本は「ヘビーデューティー化」するのだ_b0177514_17525456.jpg
こんな極厚の本でもOKです!


# by okuno0904 | 2018-02-24 17:58 | 私の愛読書・私の古典
   

著作家・ライター奥野宣之の公式ブログ。新刊『諭吉に訊け!』(光文社)『図書館「超」活用術』(朝日新聞出版)発売中! プロフィール、連絡先、などは右メニュー「カテゴリ」からどうぞ!
by okuno0904
> ブログパーツ
> 画像一覧
> 検索