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新刊『諭吉に訊け!』(光文社)発売中!
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このほど、奥野の新刊
『諭吉に訊け! 現代人のモヤモヤした悩みを晴らす「学問のすすめ」』
が発売しました。
先週末ごろから全国の書店に並んでいます。
すばらしすぎるブックデザインに興奮しています。

この本は、以前手がけた
『現代語訳 学問のすすめ』(致知出版)
(こちらも4刷しているロングセラーです)
から派生した企画。

『学問のすすめ』はすごく役に立つのに、
読まれてないなあ、タイトルも内容と合ってないよなあ、
本当は働き方や生き方の本なのになあ……
という思いから生まれました。
『学問のすすめ』の切れ味鋭い名言に
私が解説を加えいています。

エージェントのM氏がフェイスブックに
これ以上ない紹介文を書いてくれたので、
許可を得て、以下に転載します
(太字強調は奥野が加えました)。

―――――――――――
奥野宣之さんの新刊が届きました!
タイトルはズバリ、『諭吉に訊け!』(光文社)。
そう、あの福沢諭吉先生です。

就職難、リストラ、低年収に未婚に介護……。
このややこしい時代に生きる現代人の、モヤモヤした悩みを晴らすのは、『学問のすすめ』しかない!
以前『現代語訳・学問のすすめ』(致知出版社・写真左)を書いたとき、著者の奥野さんはそう思いました。
『学問のすすめ』と言えば、「天は人の上に人を造らず」という書き出しが有名ですが、実は、「しっかり勉強しなさい」というメッセージ以外にも、

・職業人としての成長のヒント
・いつか大きな仕事をするために必要な準備
・組織で人望を集めるために大切なこと
・腐らず毎日を生きるためにの心構え

など、「学問」とは関係なく、現代人と変わらない「個人的な悩み」に対するアドバイスが、どんどん出てくるんです。
言ってみれば、『学問のすすめ』とは「生き方」の本なのです。

『学問のすすめ』が書かれた140年前の日本は明治の初期。
数百年続いた封建社会から近代国家への移行期であり、現代に似た混迷の時代です。
そんな時代に書かれた『学問のすすめ』は、そこに生きる人々に対して、一人ひとりがどんなことに気をつけ、自分の能力を伸ばし、豊かな人生を切り拓いていけばいいのか、ということを語ったアドバイスだったのです。
そう、まさに諭吉が現代人のために残しておいてくれた「処方箋」とも言えるのです。

今回の奥野さんの本では、『学問のすすめ』の内容を、本来のメイン読者である20代から30代に届けるために、「取っつきやすさ」を最優先にして、若い人が悩みがちな問題について回答していく「Q&A」方式で構成しています。

回答では、『学問のすすめ』のなかからヒントになる箇所を、現代語訳して引用したうえで、さらに、著者の奥野さんが現代人を代表して、諭吉と若い人の「橋渡し役」になるように解説しています。

「ネクラな時代にネアカな諭吉を!」

と、奥野さんは言っています。
諭吉の言葉には、動乱の時代を生き抜いた人間からしか出てこない迫力があり、超ポジティブで、さらにユーモアもあります。
なんとなくついていきたくなる「兄貴」のような魅力がある。

いきなり原書を読むのはハードルが高いかもしれませんが、この本なら、奥野さんの力を借りて、その諭吉の魅力とこれからを生きるためのヒントに触れるきっかけになると思います。
よかったらぜひ、ご一読くださいませ!
―――――――――――

うむ、何も付け加えることはありません。
これは読むしかない!

以上!



by okuno0904 | 2016-09-20 11:32 | ★告知・募集 | Comments(0)
『現代語訳・学問のすすめ』重版しました
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中津での福沢諭吉記念館参りが効いたのか
『現代語訳・学問のすすめ』の重版が決まりました。
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福沢諭吉の実家。
父の死により1歳で
大坂から中津へ帰りました。
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勉強部屋に改造した土蔵。
19歳で長崎に行く前に
和漢の学問をマスターしています。

中津はコンパクトな城下町という感じで
歩きがいがありました。
by okuno0904 | 2013-08-20 09:41 | 活動報告(事後) | Comments(0)
大阪で『学問のすすめ』のセミナー
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先週、知的生産の技術研究会(関西)で、
最近、現代語訳のライティングをした
『学問のすすめ』
についてしゃべってきました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

なんで私が現代語訳をしたのかの話から、
訳出作業の苦労話、
同じ著述者としての福沢のすごさなど
自由に話をさせてもらいました。

後半は
「奥野が衝撃を受けた『学問のすすめ』の名言」
として、スライドショーで
「すごい言葉」を解説。
例えばこんなのです。

―――――――――――――
もし、みんながこの独立の心をなくして、
何事においても他人に頼るようになってしまったら
どうなるでしょうか。

日本中の人が、みんな寄りすがろうとする人だけになり、
支える人はいなくなってしまいます。

これは先導者のいない盲人の行列のようなもので、
大変なことになるでしょう。
―――――――――――――

これなんか、江戸時代から変わりない
大衆の町人気質を批判した言葉ですが、
今にもぴったり当てはまりますね。
1人や2人はいいとしても、
みんなが御輿にぶら下がったら全滅するよ、
というわけです。

どこかの大企業の話にも聞こえるし、
不安定な時代だからと若者が公務員を目指し、
そのせいでますます行政がダメになっていく
現代社会のジレンマにも通じます。

『学問のすすめ』の内容は
現代でもまったく古びていません。
しゃべりで福沢の面白さを伝え切れたか
自信はありませんが、
個人的には楽しいイベントでした。
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本のお買い上げもありがとうございました!
by okuno0904 | 2012-11-01 06:18 | 活動報告(事後) | Comments(0)
『現代語訳・学問のすすめ』発売中!
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福沢諭吉の『学問のすすめ』を奥野が現代語訳しました(左の本です)。
致知出版から出た「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」
新渡戸稲造の『武士道』(夏川賀央さん訳)との同時刊行です。
解説も7ページ書いています。

原文の勢いや味、切れ味を殺さないように、気を遣いつつ、
限界レベルまで読みやすく現代語訳しました。
なんと、2時間で読めるそうです。
僕も昨日、寝る前にパラパラ読んでいたら、
1時間くらいで読めました。

この本の訳出はものすごくエキサイティングでした。
なにしろ、言いたい放題です。
政府も民衆も学者も商人も男も女も、ぶった切る
あのタブーもあのタブーも破る。
自主規制も配慮も手心もまったくない。

訳をしながら、いまこんな本をかける書き手はいるだろうか、
そして出版させる出版社はあるだろうかと思いました。
日本中のあらゆる勢力を激怒させることが確実な本を。
「おかしいから、おかしいと書いたまでだ」
と福沢ならいうでしょう。
この合理主義精神を見習わなくてはなりません。

解説で僕は、
「本書には現代の日本の問題がすべて書かれている」
と書きました。これは「想起させる」という意味ではなく、
本当に具体的に書かれているという意味です。

国家の独立といった大きな問題だけでなく、
うまく作用しない生活保護のシステム
増えてくるニートの問題、
若者をむしばむ「自分探し」、
子供をダメにする親の問題まで
この本には書かれています。

すごいですよ、予言書かと思いました。
これだけは、なんとしても読んでほしい本です。
蒙を啓く、とはこういうことなんですね。
とんでもない本です。

明治時代に、ここまで指摘されていたのに、
まったく日本の問題は解決されていません。
いや、今は福沢のような人もいないのだから、
退化しているとすら言える。
現代人は恥じ入らねばなりません。
by okuno0904 | 2012-09-11 12:40 | 【これまでの実績】 | Comments(0)
   

著作家・ライター奥野宣之の公式ブログ。新刊『諭吉に訊け!』(光文社)『図書館「超」活用術』(朝日新聞出版)発売中! プロフィール、連絡先、などは右メニュー「カテゴリ」からどうぞ!
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