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『どこでもオフィス仕事術』に見る「工夫」の愉しみ
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すでにツイッター上で話題になっている新刊、
『どこでもオフィス仕事術』
を先日、読みました。

僕自身、家の中をはじめ、カフェや図書館などで仕事をする「ノマドワーカー」なので、著者の中谷健一さんの手法に、「そうそう!」と膝を打つ場面がたくさんありました。

なかでもレゴブロックをケータイの台にするアイデアには驚きました。おもちゃのレゴブロックを仕事に使うなんて! やっぱりアイデアというのは、新しいものを考えるのではなく、すでにあるものを別の角度から見ることによって生まれるんですね。オシャレで実用的で、遊び心もある。中谷さんの柔軟な発想には舌を巻きまました。

中谷さんは、仕事の内容によって、カフェやファミレス、ファーストフード店を使い分ければ仕事はよりはかどると語っています。落ち着いて考えないといけない文書作成などはゆったりした純喫茶で、テキパキこなしたいメール返信などはマクドナルドなど、長居するのが苦しいお店でやれば、オフィス以上の成果が出せる。と。「場所の力を借りる」というコンセプトですね。

実は、僕の『知的生産ワークアウト』にも、「場の力」という言葉を使って、仕事に適した環境の作り方を紹介している部分があります。僕の場合はカフェではなく、風呂場やリビング、書店などの話がメインでしたが。

僕が中谷さんと一番違うのは、自宅以外でネット契約していないことでしょう。理由は、まず固定費がかかるから、そしてどうしてもネットで遊んでしまうからです。たまに料金プランをチェックしたりするんですが、結局、「必要ない」という結論になります。メールは急ぎの用件はそんなにないので、朝や帰宅してからさばくことにしています。どうしても出先でメールするときはネットカフェか携帯電話のGメールから出しています。出先につき用件のみにて失礼、みたいな感じで言い訳が立つのもいい。

モバイルの契約をしないと、パソコンは外で「ワープロ専用機状態」になります。すると、ついブラウザを開いたりしないで(だって何も受信できないから)、作業に集中できるのですね。

そのかわり、ネットカフェや給電できるスポットを一覧化したリストを持ち歩いていて、どうしても出先で、今もらったメールの添付ファイルを見てきっちり返信しないといけないような場合は、リストを見て最寄りのネットカフェに入る、という具合です。このあたりの手法やノマドワークに適した穴場的な場所のことは『知的生産ワークアウト』の第三章に書いているので、チェックしてみて下さい。

『どこでもオフィス仕事術』は、初心者にとってはノマドワーキングの決定版マニュアルです。また、すでに始めている人や人や熟練者にとっても、自分のスタイルを改良していくためのヒントになる。まさに読者によっていろいろな効能がある「読みの自由度」が高い良書です。
by okuno0904 | 2010-06-07 12:21 | オモロイ本を読んだ! | Comments(0)
   

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