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カテゴリ:活動報告(事後)( 45 )
図書館活用術の講演で考えたこと
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ここのところ『図書館「超」活用術』からみの講演が続きました
(写真=大阪府立中之島図書館での講演会)。
今月は東京出張もあって疲れがたまったのか、
おたふくかぜになったり……。

そんなこんなで図書館イベントでは
いろいろ勉強したので
防備録を兼ねて書いておきます。

●北新宿図書館
・名前だけ聞くと大都会の真ん中みたいだが住宅街、典型的な地域館
・新大久保など外国人移住区が近く、蔵書も外国人対応
・講演の聴講者はふつうの近所の人。高齢者も多かった
・NDCなど基本的な説明に時間が取られてしまった
・図書館ファンでない若い人がチラホラ来ていたのがよかった
・「電子ジャーナルを読みたい」と外国人利用者。今後の課題になりそう

●大阪府立中之島図書館
・定員60人に90人以上が来場。パイプイスの補助席まで出た
・「ビジネスパーソンのための」という演題だが、図書館の基本についても触れる
・大阪の真ん中にあるビジネス図書館なので来場者もハイレベル
・基礎知識よりもうちょっと具体的なワザにウェイトを置いて話せば良かったか
・と思うものの「図書館の分類が初めてわかった」と言う来場者もいた
・データベースについて質問。『未来をつくる図書館』(岩波新書)みたいなサービスが求められている?

●大阪市立中央図書館
・100人以上来場
・テーマは図書館のウェブ資料の活用。主にデータベース
・利用者代表として基調講演。他に公共(大阪市)、公共(京都府)、大学図書館(佛教大)、提供元(ジャパンナレッジ)の担当者も講演
・公共図書館でのウェブ資料の話を聞くのは新鮮。もっとあっていいかも
・データベース活用をおもしろく語るのは難しい。検索技術になるから
・「本も電子も」というのがメッセージだったが、手間を考えると厳しいか……
・「ウェブを含めた図書館資料」という概念を説明するのが意外と難しかった
・いろいろと困難を感じるが、避けては通れないテーマではある

 ☆

11月は読書週間などの関係で
また図書館での講演があります。
図書館活用だけでなくノートの話もしようと思ってます。

近づいてきたら、
またこちらで告知していきます。




by okuno0904 | 2016-10-17 11:08 | 活動報告(事後) | Comments(0)
公共図書館の研修会で講師をしました
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大阪公共図書館協会の研修で講師をしてきました。
『図書館「超」活用術』を読んでくれた
地元・堺の図書館員の方が、
「ぜひ図書館員向けの話を」と。

そんなわけで、同書の企画趣旨と執筆時に込めた意図、
利用者として公共図書館に言いたいこと、
利用促進のためにどうすればいいいか
など、好き放題に話をさせてもらいました。

「図書館での講演」は何度もやっているけれど、
「図書館員向けの講演」は初めてです。
専門職の前で話すのはプレッシャーだなぁ~
と思いつつも、非常に楽しい時間でした。

主催の大阪府公共図書館協会というのは
府下の公共図書館員でつくる勉強会です。
当日は40人を超える図書館員が参加。
会場の大阪市立中央図書館の研修室は
なかなかすごい熱気に包まれていました。

ちょっと舌足らずでしたが、
最終的に言いたかったことは、
「図書館はちゃんと“対世間”をやれ」
ということです。

サービスをきちんとやることはもちろん最重要ですが、
それだけでも、ジリ貧の流れは避けられない
そこで、もっと幅広い利用者を取り込み、
サービスを強化していくためにも
図書館はもっと“メジャー感”を
出していく必要があります。

たまにテレビに取り上げられても、
どこかマイナーさの再確認のような感じです。
図書館の「とっつきにくさ」が、
不思議と魅力になっていることは僕も認めますが、
そんな心地よいマイナーさからは、
いつか脱しなければなりません。
図書館はメジャーになって当然なのです。

もっと世間に関わり、
「図書館はなんでもできる、すごいところだ」
といったイメージをふりまいていかないと。
逆に言うと、こういうイメージ戦略がないから
「本に囲まれてコーヒーが飲めます」
みたいな話になってしまうわけです。

図書館に限らず、
出版でも書店でもそうですが、
「幻想」が大事なんですよ。

と、こんな話でした
(つい長くなってしまった……)。

大阪公共図書館協会のみなさま、ご来場のみなさま、
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

by okuno0904 | 2016-07-01 09:38 | 活動報告(事後) | Comments(0)
『図書館「超」活用術』で大阪の書店まわり
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東京から担当編集者とエージェントのMさんが来てくれたので、
大阪市内で新刊『図書館「超」活用術』の書店営業をしました。
画像はそのとき書いた直筆POPです。

「図書館を使え」という内容の本を
書店の棚に置いてくださいとお願いしに行くという……
何を言われるか、ちょっとビクビクしてましたが、
予想外に歓迎していただきました。

大阪市内に行けば必ず行く本屋、
それにかつて毎日のように通った本屋にも行きました。
担当の人とも話して、やっぱり書店っていいところだな、
と思いました。

自分が本を書くようになると
「もっと売れないと書店に申し訳ない」
というプレッシャーが常にあって、
なんとなく足が遠のいてしまったこともあったのですが、
これからは、もっと気軽に行って挨拶できそうな気がします。
ご対応いただいた書店の皆様、ありがとうございました。
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明日26日に放送されるようです。
放送を機に図書館利用術にもっと注目が集まるといいな
と思っています。


by okuno0904 | 2016-04-25 17:36 | 活動報告(事後) | Comments(0)
「ジュンク堂書店トークショー」ご来場ありがとうございました。
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ここで告知させてもらった書店イベント
「『日経ビジネスアソシエ』リニューアル一周年記念
奥野宣之さん×泉恵理子編集長トーク&サイン会」
は、おかげさまで満員となりました。
これも、ご来場や宣伝をしてくださった方々のおかげです。
本当にありがとうございました!

書店イベントはいつも集客にヒヤヒヤするのですが、
(とくに東京や他の地方都市と違って
大阪はいつもそうな気がします。地元なのに)
応援いただいたおかげで
とっても盛り上がるイベントとなりました。

今回は、『日経ビジネスアソシエ』7月号の特集
「これだけ違う“書き方の鉄則”通る資料・ダメ資料」
のイベントということで、
ビジネスパーソンからよく質問が上がってましたね。

いろいろ好き勝手しゃべらせてもらいましたが、
最終的には「自分の信じることを堂々と書く」というのが
コツだと思います。逆に言うなら
「自信がないことは書くな」
「確信が持てるまで考えてから書け」
ということですね。

あと、フォーマットを守りつつ
一翻あげることを常に狙っていくことです。
たとえば、本を読んでいて
「うまい言い方だな」
「これっていい言葉だな」
ということがあればメモしておくといいでしょう。
マネして意識的に使うようにすれば
最初はぎこちなくても
そのうち自家薬籠中のものになります。

型を徹底的に身に付け、
なお工夫を忘れないということが
大切なのです。
by okuno0904 | 2015-06-15 09:49 | 活動報告(事後) | Comments(0)
中国版『人生は1冊』と台湾版『旅ノート』が刊行されました
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『人生は1冊のノートにまとめなさい』の中国版と
『歩くのが楽しくなる 散歩ノート・旅ノートのつくり方』の
台湾版が出ました。

 8月ごろから店頭に並んでいます。
(実際に見たわけではありませんけど)

↓中国版『人生は1冊』
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ちょっと雰囲気が違うような……
と思ったら、中身は紛れもなく
あのライフログの本でした。
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↓台湾版『旅ノート』の賑やかな表紙
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あっ、やっぱり自分の本だ。
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「おまけ」までついていました。
採集ポケットとミニノート、ものさし、シールです。
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 ☆

海外版が出るたびに思うのですが、
僕は中国も台湾も、行ったことがないんですよね。
行きたいとは思ってるんですけど……

それなのに自分の本は
中国や台湾の書店に並んでいるというのは
不思議というか、エライことだなあ、と。

あ、台湾といえば、
こないだ台湾旅行してきた編集者から
こんなお土産をもらいました。
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台北の書店で売られていた現地の手帳・ノート本
『神奇的 手帳整理魔法』です。
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うおー、文具愛にあふれています。

こういう本が出たり
拙著が翻訳されたりしてるのを見ると、つくづく
「東アジアは文具好きだなぁ」と思います。

やっぱり中国文化の影響でしょうか。
「文房清玩」という言葉があるように。
中国には昔から筆や硯などの文具を愛でる趣味があります。

また一方で、中国には「玩物喪志」という言葉もあって、
モノに執着するあまり本質を見失うことを戒めていたりする。

文具趣味も奥が深いものです。
by okuno0904 | 2014-09-05 09:35 | 活動報告(事後) | Comments(0)
熊本で思ったこと
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熊本で講演してきました。
新大阪から新幹線で3時間。
東京に行くよりちょっと長いくらいです。
ただ都会にむかうよりはるかに心躍るものがありました。
やっぱり自分は地方が好きです。

熊本城からクルマで15分ほどの崇城大学。
1年生と市民向けの講座で、
「情報ノートの技術」を1時間、質疑30分。
ふだんはビジネスマン向け、たまに市民向けに
講演するくらいなので、
学生に話す機会はあまりありません。

しかし、学生っていいですね!
まえにビジネスマン向けに講演したときは、
腕組みしながら目をつむっている人の前で
「メモ・記録をする大切さ」を語る、
というなんとも言えない体験をしたけれど、
学生はメモ取るし、表情なんかの反応もすごくいい。

僕は筋金入りの学校嫌いで、
大学時代も「教師になりたい」という人のことを
サッパリ理解できませんでした。
しかし、こういう喜びのあるのか、と感じ入りました。
考えてみれば、もう何者かになっている大人に話すより、
将来何者になるかわからない学生に話す方が
有意義に感じるのは当たり前だな、と。

さっそく「ノート持ち歩きます」と言ってくれた学生さんもいました。
そうなんです、大事なことは理屈やノウハウではなく、
とにかくやってみることなんです。
僕が書いたり喋ることなんか、
ノートを5年くらい使い倒してみれば、
誰でも自然にわかることです

学生さんに言いたかったのは、
自分を変えてくれたり、成長させてくれる
「おもしろい体験」に期待せず、
日々、身の回りで起きるどうでもいいことを
自分の力で「おもしろがる」ようにしてください、
ということです。

僕の学生時代も、海外を放浪したり、
社会運動に参加したり、
社会人との人脈づくりサークルにはいったりとか、
いろいろやってる学生がいましたが、
ああいうのは邪道です。おすすめしません。
「何もしないよりまし」であるかも怪しい。

理由は、他人や世界といった外部にばかり期待して、
自分の力を使っていないから。
インドに行って感動するのは当たり前です。
こういうことで世界を広げられたとしても、
社会人になって平凡な暮らしになると、
もの足らなくなるでしょう。
外部に感動を求めるのは実は危険なのです。

そうではなく、
日常の中で発見し、考え、感動する。
そのためには、自分の中に
「おもしろがる力」がなくてはなりません。
その力を鍛え、維持する方法こそ
ノートになにか書いてみることだ、というわけです。
学生のうちに、この「おもしろがる力」を
つけておくことが肝心です。

普通に生きてても
そうそうおもしろいことってありません。
「おもしろいこと」なんて期待していたら、
命がいくつあっても足りない。
だからなんでも無理矢理おもしろくするしかないのです。

あんまりうまく言えなかったので
ここに書いておきました。
講演はいつも後悔ばかりですけど
また大学や地方で講演したいな、
と思ってます。

ご来場いただいたみなさまと
講座スタッフの方々に、
深々とお辞儀します。
by okuno0904 | 2014-07-28 11:08 | 活動報告(事後) | Comments(0)
分厚いんです!『完全版 情報は1冊のノートにまとめなさい』
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『完全版 情報は~』と『完全版 読書は~』
の見本が届きました。
旧版(写真右)と比較してみると……
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完全版の方が、分厚い!
さて一体、何によって分厚くなっているのか?

改稿&加筆を繰り返しすぎて、
もはや覚えてません……
単純な加筆修正じゃないんです。
by okuno0904 | 2013-11-24 16:35 | 活動報告(事後) | Comments(0)
『現代語訳・学問のすすめ』重版しました
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中津での福沢諭吉記念館参りが効いたのか
『現代語訳・学問のすすめ』の重版が決まりました。
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福沢諭吉の実家。
父の死により1歳で
大坂から中津へ帰りました。
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勉強部屋に改造した土蔵。
19歳で長崎に行く前に
和漢の学問をマスターしています。

中津はコンパクトな城下町という感じで
歩きがいがありました。
by okuno0904 | 2013-08-20 09:41 | 活動報告(事後) | Comments(0)
紀伊国屋新宿南店のトークイベント、ご来場いただきありがとうございました
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4/4(木)紀伊国屋新宿南店で
『旅ノート・散歩ノート』のトークイベントをしてきました。
カフェスペースからあふれて立ち見まで出る結果に。
お忙しいところ、ご来場いただいたみなさん、
本当にありがとうございました。
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ノートを作っている人のお話を直接うかえたのに加えて、
五藤さんのエバーノート活用の話も聞けて、
個人的にも楽しいイベントとなりました。
またライブの機会を作ってみたいですね。
by okuno0904 | 2013-04-10 09:41 | 活動報告(事後) | Comments(0)
ブックファーストで「おすすめ本」フェア
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結局、フェア期間中には訪問できなかったのですが、
ブックファースト新宿店のフェア
「私が書店員だったら売りたい本」
に奥野が本を推薦しました。

『横井軍平ゲーム館』という本です。
これは以前、古本屋でものすごいプレミア
(たしか3万円くらいはした)
が付いていた本の復刻版。

アイデアとは何か、
どんなふうに発想するのか
といったことを
考えるのに最適の本です。

ぜひ読んでみてください。
by okuno0904 | 2013-01-01 00:05 | 活動報告(事後) | Comments(0)
   

著作家・ライター奥野宣之の公式ブログ。新刊『諭吉に訊け!』(光文社)『図書館「超」活用術』(朝日新聞出版)発売中! プロフィール、連絡先、などは右メニュー「カテゴリ」からどうぞ!
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