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> 4/22(金)大阪・梅田で出版企画講座――エージェントは作家に何をしてくれるのか?
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私の所属しているアップルシード・エージェンシーが
4/22(金)出版企画の立て方講座を開きます。
なんと、初の「大阪(梅田)開催」です!

奥野担当のエージェント・宮原氏の企画書講座のほか
奥野も『図書館「超」活用術』の担当編集者、
朝日新聞出版の高橋氏と、ともに出版企画の考え方について語ります。
詳細はこちらでご確認ください。

作家のエージェントってなんぞや? という人も多いでしょう。
わかりやすく言えば「タレント事務所」みたいなものです。
といってもアップルシード・エージェンシー(以下、AS)から
作家に給料が出るわけではなく、
逆に作家は印税などの利益からASに報酬を支払っています。

そのかわり、ASは作家の企画書を出版社に売り込み、
執筆のアドバイスをしたり(わりと厳しい!)、相談に乗ったり
できるだけ作家側に有利な出版契約をして、
(生々しい話「初版をもっと刷ってくださいよ」とか)
出版にこぎ着けます。
ほかにも、作家活動の方向性を一緒に考えたりしてくれたりとか、
まあ、人によっていろいろです。

こういうの、いってしまえば昔の出版社なら編集がやってたことです。
昔はある作家の編集者が、作品の担当だけじゃなく専属マージャーみたいになり
没後、その作家の記念館の館長になったり、ということもありました。

しかし、今は出版社にそんなことをしてる余裕がない。
作家としても、作品ごとではなく、長期の作家活動について
一緒に考えてくれる人がほしい(とくに地方の作家は!)
そんなわけで、こういう業態が成立するわけですね。

また、エージェントの仕事には「新人発掘」もあります。
「おもしろい人」を探し出して口説き、本を出させる
これも出版社がなかなか手が回らないことであり、
エージェントが強みを発揮する分野でしょう。

私は、20代の頃、大阪で開かれていた編集ライター養成講座(主催:宣伝会議)
で、文字通り「拾われて」本を出すことになりました。
AS社長の鬼塚氏に、
「君はおもしろいから企画書つくって送って」
と言われ、送ったのが『情報は1冊のノート~』です。
この話をしだすと長くなるので、また改めて。

さて、そんなわけで、
今回の大阪セミナーから何十万、何百万部のベストセラーが出ても
私は何も不思議はないと思っています。
東京ならまだしも、大阪で(自費出版ではなく)
本気の商業出版を目指すセミナーが開かれるのは極めて希です。
次はあるかどうかわかりません。

出版はフェアな世界であり、学歴も職歴も問われません。
書くものさえおもしろければ、そんなのどうでもいいのです。
(逆に言えば、いくらスゴイ人でも原稿や企画がスカタンならダメ)
無名の人でもいきなり檜舞台に立てる可能性があります。

大阪の皆さん、ぜひこのチャンスをつかみにいってください。



by okuno0904 | 2016-03-19 09:37 | ★告知・募集 | Comments(0)

著作家・ライター奥野宣之の公式ブログ。新刊『諭吉に訊け!』(光文社)『図書館「超」活用術』(朝日新聞出版)発売中! プロフィール、連絡先、などは右メニュー「カテゴリ」からどうぞ!
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