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1分で覚える「図書館の分類法」
日本十進分類法がわからないと、図書館は使いこなせないのではないか? なんてことを、最近よく思います。 日本十進分類法(NDC)とは、本のジャンル分けのことです。 図書館の本の背には「914」とか「210.18」とか、 数字を書いたシールが貼ってありますね。 これが分類番号です。 日本の図書館では、次のようにすべての本を NDCに従って10ジャンルに分して、 本棚に並べています。 ――――――――――――― 0 総記 (図書館、図書、百科事典、一般論文集、逐次刊行物、団体、ジャーナリズム、叢書) 1 哲学 (哲学、心理学、倫理学、宗教) 2 歴史 (歴史、伝記、地理) 3 社会科学 (政治、法律、経済、統計、社会、教育、風俗習慣、国防) 4 自然科学 (数学、理学、医学) 5 技術 (工学、工業、家政学) 6 産業 (農林水産業、商業、運輸、通信) 7 芸術 (美術、音楽、演劇、スポーツ、諸芸、娯楽) 8 言語 9 文学 (ウィキペディアよりコピペ) ――――――――――――― 小説やエッセイは9類、分類記号は「9××」 歴史の本は2類、分類記号は「2××」 というぐあいです。 (小数点以下の数字は、無視して下さい) で、たとえば2類なら、これをさらに次のように 10個にジャンル分けしています。 ――――――――――――― 20 歴史 21 日本史 22 アジア史、東洋史 23 ヨーロッパ史、西洋史 24 アフリカ史 25 北アメリカ史 26 南アメリカ史 27 オセアニア史、両極地方史 28 伝記 29 地理、地誌、紀行 ――――――――――――― こういう分類があると知っていると、たとえば、 「フランス革命の流れを知りたい」 「アメリカ独立にどんな影響があったんだろう?」 と思ったとき、 ①歴史だから2類の棚に行こう ②ヨーロッパ史は「21×」か ③北アメリカ史は「25×」だな と、瞬時に本棚を見ていく計画が立てられる。 蔵書検索の端末を使うより、 ずっと簡単に読みたい本が見つかります。 検索と違って、本棚に行けば、 手にとってパラパラ見ることができますからね。 と、こんなわけで、 NDCは情報探索の命綱といえるのです。 でも、覚えるのは面倒だな~ という人のために、 「1分で覚える日本十進分類法」 を作ってみました。 ――――――――――――― 半分でも頭に入っているだけで、 ぜんぜん違います。 この大分類を暗記すれば、 図書館がめちゃくちゃ使えるようになるでしょう。
by okuno0904
| 2014-05-02 09:50
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