> ライフログ
> 『人生は1冊~』重版決定!
さて、先日の大阪でのイベントは、無事、盛会にて終了しました。
ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!
レポートはじゅにがもさんの実況を中心にしたまとめのほか、
運営していただいた読書サークル、HRCのサイトなどをご覧下さい。
(ご感想まとめて下さってみなさん、感謝です!)

そして、このタイミングで『人生は1冊のノートにまとめなさい』の
重版が決まりました!
これもライフログノートというコンセプトに共感し、
応援して下さった皆さまのおかげです。
(懇親会での増刷祈願の乾杯が効いたかな?)
本当に、本当に、ありがとうございました。

期待のシリーズで、すでに追随する類書も多く、
初版部数もかなり大きかったので、正直言って、
売れ行きにはかなり敏感になっていました。
結果的に、発売二週間ちょっとで増刷がかかって
よかった! という感じです。

増刷の場合は、いつもメールでなく、
電話をもらうことが多いのですが、
「ぞーさつしましたよ」
「え?」
「増刷です。おめでとうございます」
「おおお! ありがとうございます!」
こういうやりとりを久々にしました。
やっぱりいいですね、志望校に合格した受験生みたいで。

ちょうど先日の日曜日、大阪の書店にあいさつ回りしていて、
店員さんから「売れてますよ」という声を聞きました。、
いくつかの店舗のベストセラーランキングにも入っていたので、
いい感触を得ていたところです。
週明けには日販の週間ベストセラーランキングにも入ったし、
このシリーズ三作目が歓迎されたことがわかって、うれしかったです。

さて、よく考えてみれば、書き上げたり、書店に本が並んだときより、
実際に読んだ人に会ったり、手紙やメール、
ツイッターでのコメントをもらったりしたとき、
いわば本が読まれていることを実感したときの方が
喜びは大きいような気がします。

というのも、やはり、本というものは、映像や音楽のように、
勝手に眼や耳に入って受け手に届く可能性のあるものではないからでしょう。
誰かに、手にとってもらって、読んでもらう、
そういう相手の(ある程度負担を強いる)行為があって、
はじめて、僕の書いた情報と読者との間に関係性が生まれ、
ただの紙の束は、「本」になる。
僕はこんなふうに考えています。

昨日、ご高齢とおぼしき方から、
『人生は1冊』の感想のお便りをいただいたとき、
自分はものすごく贅沢な体験をしているなあ、と思いました。

会ったことも見たこともない、行ったこともない土地に住んでいる人に
時間とお金をもらった上で、僕の言葉を読んでもらって、
今度はその人の考えや言葉が、便箋や筆運びに込められて届く。
僕が本を書くのにかけた時間(これはどうでもいいですけど)と、
読者が本を読んで手紙を書くのにかけた時間を考えると、
ものすごくコストのかかった濃密なコミュニケーションだと思うのです。

手紙でなくても、ブログに書評を書いてくれたり、
個人的に感想をまとめたりしている人もいます。
それにもちろん、ただ普通に読んでくれた人も。
こういう密度の高いコミュニケーションを何十万という冊数でやっているのだから。
ほとんど金銭換算できないほどの、これはとんでもない贅沢ですよ。

というわけで、改めて、
読んでいただいたみなさん、ありがとうございました!
by okuno0904 | 2010-12-15 14:18 | ★告知・募集 | Comments(0)

著作家・ライター奥野宣之の公式ブログ。新刊『諭吉に訊け!』(光文社)『図書館「超」活用術』(朝日新聞出版)発売中! プロフィール、連絡先、などは右メニュー「カテゴリ」からどうぞ!
by okuno0904
> ブログパーツ
> 画像一覧
> 検索