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少し前、また東京に行って、東京商工会議所の江東支部で講演してきました。朝から雨が降る中、約50名の方にご来場いただきまして、話し手としても非常に充実した会でした。
ご来場いただいた皆様、貴重な機会を下さった東商の皆様、本当にありがとうございました。
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話した内容は「情報の捨て方・拾い方」。ひとことで言うと「情報を捨てると本質が残る」ということですね。
ちょっと専門的すぎる内容だったかもしれないと反省しているものの、皆さん熱心に肯きながら聞いていただいていて、感激しています。

以下、当日話したことの項目です。
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100729 東京商工会議所セミナー
「『使える情報』『捨てる情報』を即決するルール」奥野宣之/10:00-11:30@東京商工会議所江東支部

■1:アウトプットのための情報さばきとは(10:00-10:20)

●「スッキリさせること」は目的ではなく手段
□「捨ててしまったら取り返しが付かない書類」はあるか
□「とっておくコスト」を考える
□物質的に片付けることで、思考が整理できる
□ストレスなく仕事し、早く帰れるようになる

●情報を捨てると集中できる
□デスクの上は広い方が能率が上がる
□メール、ウェブ、ケータイ……、常に気がそぞろな現代
□余計な情報がない方が目の前の仕事に集中できる
□パソコンと同じでデスクトップはシンプルに
□いまの仕事、懸案だけを考えるよう自分を仕向ける

●情報を捨てると本質がわかる
□要点をつかむ=余計な部分を捨てる
□「説明資料10枚、どれを捨てるか」の視点
□ワンクリックで出力できる時代だからこそ捨てる
□「自分の意見」を作りアウトプットをより魅力的に

■2:情報に振り回されないコツ(10:20-10:50)

●情報には必ず序列をつける
□「お役所資料」を作ってはならない(参考資料1)
□頭の中に新聞の一面をつくる(参考資料2)
□「ピラミッド構造」を見抜こう(参考資料3)
□客観と主観、2つのピラミッドをつくる

●捨てるルールを作るためのTODO
□デスク横のゴミ箱を大きくする
□書類に大きく「○」「×」を書く
□「まず辞書引き」の習慣を
□「メモベース」で情報は扱う
□「ねぎまメモ」で主観を引き出す
□スクラップブックで自分のキャパを知る
□たまってしまったら見ずに捨てる
□あえてテキストファイルに抜き出す

■3:書かれていない情報をどう読み取るか(10:50-11:15)

●日経新聞コラム「春秋」で情報感覚を鍛える(参考資料4)

■質疑応答(11:15-11:30)
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by okuno0904 | 2010-08-10 11:17 | 活動報告(事後)

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