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マインドマップはなぜ流行るのか
セミナーでやってる人がいて衝撃を受けたのだけれど、マインドマップは本当に流行っているみたいです。アマゾンのベストセラーにもMM勉強法がランクインしている。
あんな複雑な図を即席で作ることができるとは、驚きだ。僕が本で紹介したのは、一種の「悪あがき」の作業で、僕自身は本の構成や文章に煮詰まったときの一種の体操として使っていたに過ぎない。きれいに書ける人はすごいと思う。 あれ、ぼくもやったことがあって、放射線にものを書いていくってことが斬新で、たしかに思考が整理されるような感じになります。南方熊楠なんかも似たような図を書いているのを何かで見たことがあります。昔からあったんでしょう。曼荼羅みたいな感じで。 今日読んだ本に「アルファベット以前の人間の思考はウニやヒトデのように放射状だった」とかいてありました。これでMMがはやる理由がわかった気もします。 文字をつづるようになって以来、始めから終わりという線上に規定されることに対する窮屈感がMMを求める。面白いもんだと思います。 きっと縦書きから横書きに変わったことで、日本人の思考への影響もあったのでしょう。
by okuno0904
| 2009-05-05 08:28
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